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リッチメディア広告の効果

リッチメディア広告の効果Rich Mediaを利用したインターネット広告の効果について、2008年9月に発表された米Double Clickさんによるアメリカでの効果指針レポートと日本での状況について(追記 2009,04,29)

Double click research report: Creative Insights on Rich Media
1. 静的なバナー広告よりビデオ広告の方が広告効果が高い。
バナー広告のうち、ビデオ広告のクリック率は0.12%、エクスパンドビデオ広告が0.10%、また通常のバナー広告は0.09%の結果でした。

Figure 1 ビデオバナーのクリックレート:

2. バナー広告の面積とクリック率は比例する。
バナー広告の面積が最も大きい300x600pxのバナーのクリック率でおよそ0.23%の数字を記録しています。

Figure 2 大きいバナーサイズのクリックレート:

3. エンターテイメント業種のバナークリック率が最も高い。
業種別では、エンターテイメント、販売、テクノロジー、ブランド、小売りの順にバナー広告のクリック率が高い結果でした。

Figure 3 業種別クリックレートの計測:

4. リッチメディア広告は関心度を高める
バナー広告のユーザーの関心度を計る指針として、DoubleClickさんでは「interaction rate」という言葉で計測しています。
Interaction rate = Interaction (クリック回数+広告を拡大した回数+広告に1秒間以上マウスを置いた回数) ÷ Rich Media Impressions (広告表示回数)

 ビデオ広告 2.45%
 静的バナー広告 1.79%
 エクスパンドビデオ広告 1.61%
 エクスパンド静的バナー広告 1.30%

なお、2007年8月のMSNさんと電通さんによる日本での認知率広告効果調査では、エクスパンド(MOF)広告がユーザーに与える認知率は2.1倍の記録が出ています。(数字は、「確かに見た」と「見たような気がする」の合計)
 通常バナー 35%
 拡大バナー 74%

総務省「通信利用動向調査の結果」: 日本企業のインターネット広告出稿状況
2008年の国内状況は、広告にインターネットを利用した企業は、常用雇用者規模100人以上の企業でおよそ31.0%(対前年比3.4ポイントの増加)になり、実施された広告の種類はバナー広告が45.1%と最も多く、次いでメールマガジン、テキスト広告、検索連動広告と続きリッチメディア広告は7位の12.4%の実施率でした。
 ※注1 エクスパンド広告 (Expanding ad)
 米IABによる定義ではマウスが広告の上に乗った際、またはクリックすることでサイズが拡大するバナー広告。
 ※注2 総務省のリッチメディアの定義
 マウスの動きに合わせて表示が動く広告、またはストリーミングによる映像や音声を表示した広告。

Webマーケティングガイド インターネット動画に関する調査 2007年
Webマーケティングガイドの調べでは、2007年のインターネット広告に関する調査で50.9%のユーザーが動画CMに影響されて商品購入を検討するというアンケート結果が公開されています。

Source:
DoubleClick: Creative Insights on Rich Media
MSN: リッチメディア広告「Super BB MOF」の認知率広告効果調査
(PDF)総務省: 平成20年「通信利用動向調査」の結果
Webマーケティングガイド: インターネット動画広告に関する調査(上)
Webマーケティングガイド: インターネット動画広告に関する調査(中)
Webマーケティングガイド: インターネット動画広告に関する調査(下)
インターネット広告のひみつ
デジタルな広告たち: リッチメディア広告の「インタラクション率(Interaction Rate)」はクリック率より数10倍大きい数字だ!

以上、ご参考までで

Posted : Round up

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